此処からいなくならないで

V6と私の話。坂本くん中心に地球回してる。

Full Circleと私、

 本日の21時にFull CircleのMVが公開となった。

 観終わって思ったことは「あーV6はずるいなぁ」だった。

 あと2ヶ月で解散するのに決して守りに入らず高みを目指す姿を見て、どこかへ自分の気持ちを書き残さなければいけないと思い、勢いに任せてここを開設した。

 駄文ではあるけれど、どうか私の独り言を聞いてほしい。

Full Circleの新たな一面

 初めてFull Circleが披露されたのは、昨年に配信されたJohnny's World Happy LIVE with YOU*1である。
 突然知らないイントロが流れて驚くとともに、V6の今までとこれからを表したような歌詞に引き込まれた。

 次に披露されたのが約5ヶ月後に配信されたV6 For the 25th Anniversary*2である。
 このときはファンクラブ限定配信として、本編が終了したあとに披露された。
 真っ白の衣装をはためかせながら踊るV6は格好良くて儚くてとても美しかった。
 生で見られないことが残念だと思った。

 そして今回である。

 私の予想ではクールにWAになっておどっているはずが、結構ポップだった。
 テンポよく場面が変わっていくため、自分が思ってるFull Circleではないなと思った。

 今までの、クールで儚くて美しいFull Circleはいったいどこへ行ったのだろう……

 「珍しく公式と解釈違いしてしまったか」と思っていたのも束の間。
 V6とスタッフさんがそんなことをするわけ無いんだわ!と気づくことになる。
 この話は次の章でお話しようと思う。

 全編通して観てみると「V6ホンマに最高やな…」としか思えなかった。
 「解釈違い」なんて言葉は撤回しなければいけない。

 最後まで見ずに結論を出すのは私の悪い癖なのでさっさと直します。
本当に申し訳ありませんでした!!!

 奥深い仕掛けは、Full Circleにぴったりだ。
 この曲はV6の今までを歌った曲なのだもの。

 MVができたことでFull Circleの新たな一面を見ることができた。
 何度も何度も見返してさらに思いを深めたい。

思い出の小道具たち

 そもそも私がV6のヲタクになったのは、2010年も終わりに差し掛かった頃。
 初めて買ったCDはSexy.Honey.Bunny!だった。

 今でこそ何枚もCDを買うことができるが、当時は中学生だったため通常版を買うだけで精一杯だった。
 だからこそCDを手にしたときの興奮は何とも言い難く、昨日のことのように覚えている。

 ちなみに、坂本くんの色気たっぷり「Sexy!」にぶち抜かれるのはもう少しあとの話である。

 そんな経歴のヲタクなので、MVの中であのクチビルを見つけたときにやっと設定を理解したのだった。

 これはV6の今までなのだ。

 そして、V6の今までは私の今まででもある。

 たった一瞬でV6と歩んだ11年がバーッと蘇った。

 家庭も学校も最悪で居場所がなかった中学時代。
 大学受験に失敗しつくづく自分が嫌になった高校時代。
 実習が辛すぎて毎日泣いていた専門学校時代。
 適応障害になってしまった、新卒の今。

 どんなに惨めで辛い日々を送っていても、嬉しくて楽しくて仕方がない日々を送っていても、優しく側に居てくれたのはV6だ。
 私に「ヲタク」としての居場所を与えてくれたのもV6だ。

 そんな日々を詰め込んでくれているのがFull CircleのMVだったのだ。

 気づいたあとは涙が止まらなくて、嗚咽を堪えることに必死だった。

ずるいぞV6

 本当にずるい人たちだ。

 自分の過去を思い出すたびに、最高の6人を思い出すということなのだから。

 V6が恋しくなったらFull CircleのMVを観るようにしよう。

 私のタイムマシーンだから。
 あの頃の私とV6がそこにいるから。


 ありがとう、V6。愛してるぜ。

 そして、6人自身もV6を愛しててほしい。

 絶対愛してると思うけど。

*1:2020年6月16日20時〜

*2:2020年11月1日午後6:25〜